「あれ、この写真さっきも見た気がする」——Lightroom Classicで写真を選別しているとき、こんな既視感に何度も足を止められたことはないでしょうか。2026年6月、バージョン15.1へのアップデートで、この地味なストレスを解消してくれる機能が2つ追加されました。
- カタログ内の重複画像を自動検出し、スタックにまとめる機能
- 検出した顔ごとに「目の開閉」「ピントのシャープさ」をスコア表示する、アシスト選別の顔パネル
派手な新機能ではありませんが、写真の整理・選別という、地味だけど時間を取られがちな作業に直接効いてくる内容です。
これまでとの違い:手作業だった部分が自動化された
これまでのLightroom Classicでは、同じ写真を複数フォルダに読み込んでしまったときの重複チェックも、集合写真で「誰が目をつぶっているか」の確認も、基本的には自分の目で1枚ずつ見比べるしかありませんでした。
バージョン15.1では、この2つの作業がどちらも自動化されています。
重複画像を自動でスタックにまとめる機能
カタログ内の異なるフォルダに分散した完全に重複するファイルを、Lightroom側が自動検出し、スタック(重ねて表示する機能)にグループ化してくれます。
バックアップの過程で同じ写真を二重に読み込んでしまった、というような蓄積したミスも、1か所にまとめて確認・整理できるようになりました。

撮影枚数が多くなるほど、こうした重複はカタログの容量やパフォーマンスにも影響してきます。
定期的に整理する習慣がなかった人ほど、恩恵は大きいはずです。
顔ごとに「目の開閉」「ピントのシャープさ」をスコア表示するアシスト選別パネル
もう一つが、「アシスト選別」機能に追加された顔パネルです。
写真内で検出されたすべての顔について、「開いている目」のスコアと「目のシャープさ」のスコアを個別に確認できます。
人物が複数写っている集合写真などで、「誰かが目をつぶっていないか」「ピントは目にしっかり合っているか」を、顔ごとに素早くチェックできるようになりました。

実際に試したユーザーのnote記事でも、フォーカスが合ったカットを選別してくれる機能として紹介されており、複数枚の似たカットから最良の1枚を選ぶ作業が、体感的に速くなったという声が見られました。
ポートレートや子どもの撮影、集合写真を多く撮る人にとっては、選別作業の質そのものが変わってくる機能だと思います。
使うにあたっての注意点
Adobe公式のリリースノートによれば、今回のアップデートでは他にも、マスク使用時の被写体検出精度向上や、AI関連のメタデータフィルター追加なども行われています。
過去には顔認識まわりの機能について、誤検出が多いという指摘が出ていたこともあるので、顔パネル機能はまず少数の写真で試し、精度を確認してから本格的に運用に組み込むことをおすすめします。
こんな人には特に試してほしい
- 撮影後の写真選別に時間を取られている人
- 同じカットを何度も撮る人、連写を多用する人
- ポートレートや集合写真など、人物撮影が多い人
Lightroom Classicが使えるプラン(Adobe公式)

注意点 月払いを選んだ場合でも、契約自体は「年間契約」が前提になっています。
途中解約すると違約金が発生することがあるので、短期間だけ試したいという人は無料体験期間などを活用して、本当に使うかどうかを見極めてから契約することをおすすめします。
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まとめ
今回のアップデート(v15.1)は、派手な新機能というより、日々の整理・選別作業を地道に効率化するタイプの改善です。
基本操作からLightroom Classicを覚えたい方は、Lightroom Classicの使い方ガイドもあわせてご覧ください。

