大口径レンズ
大口径レンズとは、レンズの開放F値が小さく、たくさんの光を取り込める明るいレンズのことを指します。
光量が多く入るため高速シャッターが使いやすく、背景が大きくとろけるような柔らかなボケが得られるのが特徴です。
ダイナミックレンジ
ダイナミックレンジとは、カメラが再現できる明るさの幅(最も明るい部分から暗い部分まで)を指します。
フィルムでは「ラチチュード」と呼ばれますが、デジタルカメラは一般的にこの幅が狭く、特にハイライトが白く飛びやすい傾向があります。
最近の機種では、この弱点を補うためにダイナミックレンジ拡張機能を備えたモデルも増えており、明るい部分の階調をより残しやすくなっています。
多重露光
多重露光とは、1コマに2枚以上の写真を重ねて記録する技法で、被写体同士を組み合わせることで独特の雰囲気を作り出せます。
フィルム時代からある表現方法で、デジタルカメラでは専用機能を使うことで簡単に撮影できる機種も増えています。
また、暗い部分には次の画像が乗りやすく、明るい部分には乗りにくいという特性があるため、シルエットやシンプルな背景を使うと成功しやすいのがポイントです。
デジタルカメラでは、リアルタイムで重ねたり、撮影済みの画像同士を合成したりする機能を備えたモデルもあり、より自由な表現が可能になっています。
単焦点レンズ
単焦点レンズとは、焦点距離が固定されたレンズのことで、ズームができない代わりに光学構造がシンプルな分、描写力に優れているのが特徴です。
レンズが明るいものが多く、暗い場所でも撮影しやすいほか、大きく柔らかなボケを得られるため、表現の幅が広がります。
軽量でコンパクトなモデルが多く、スナップ撮影にも向いています。ズームができない分、自分が動いて構図を作る必要があるため、自然と画作りの力が鍛えられるというメリットもあります。
単焦点レンズは、ポートレートやテーブルフォト、スナップ、花の撮影など幅広いジャンルと相性が良く、焦点距離によっては風景撮影にも活用できます。
ディフューザー
ディフューザーとは、ストロボやライトの光をやわらかく拡散させるためのアクセサリーのことです。
光をそのまま当てると影が強く出たり、被写体の一部だけが不自然に明るくなったりしますが、ディフューザーを使うことで光が広がり、自然で優しい描写になります。
取り付け方や種類はさまざまで、ストロボの先端に装着する小型タイプから、ソフトボックスのように大きく光を広げるものまであります。
人物撮影やテーブルフォトなど、硬い光を避けたいシーンで特に効果を発揮します。
手ブレ補正
手ブレ補正とは、撮影時にカメラがわずかに揺れても、内部の仕組みでその揺れを打ち消して写真のブレを減らす機能のことです。
シャッターを押す瞬間の小さな動きや、暗い場所での低速シャッター時に起きやすいブレを自動で補正してくれます。
カメラやレンズによって方式は異なりますが、一般的にはレンズ側が動いて補正する方式とセンサー側が動いて補正する方式があり、そのどちらか、または両方を組み合わせてブレを抑えます。
手ブレ補正が強力な機種では、夜景や室内でも三脚なしで撮れる場面が増え、初心者でも失敗しにくくなるのが大きなメリットです。
